「移住定住コンシェルジュ（柳井市）」の中島です。
せっかく地方での暮らしを考えるのであれば、広いお庭や、家族でくつろげる和室など、都心ではあまり選択肢に入れづらい一軒家も検討してみませんか？

地方移住するにあたって、「空き家バンク」という制度があるのはご存じでしょうか。「空き家バンク」は、地方自治体が窓口になって、地域の空き家（売買・賃貸）の物件を紹介する制度です。見知らぬ土地への引っ越しは、いろいろ不安がつきもの。自治体が窓口になっているので、安心してご相談していただけると思います。

登録された空き家の情報は、自治体ホームページ等で公開されており、利用希望者に空き家の紹介を行っています。柳井市を例に、空き家バンクで移住する家を見つけるまでの流れをご紹介します。

１．空き家情報のチェック

まずは、どんな空き家があるのか、自治体のHPでチェック。柳井市の場合、柳井市HPの空き家バンク登録物件ページに掲載されています。

ホームページでは、内観写真や間取り、築年数などの基本情報がチェックできます。「この部屋を寝室にして...」「日当たりがよさそう...」「庭付きだったら家庭菜園ができるかな...」などなど、夢が膨らむ時間になりそうです。

なお、物件の新規登録や価格の変更など、随時情報更新をしていますので、物件情報ページはこまめにチェックしてみてくださいね。

２．利用者登録申し込み

「いいな」と思った物件があった時はもちろん、「いろいろあってどれがいいのかわからない...」と迷った方も、ぜひ一度空き家バンクに利用者登録をしてみてください。

移住にあたっては、家はもちろん、暮らしの環境もじゅうぶん理解した上で住むところを決めるのが成功のポイント。空き家バンクの場合は最初に自治体に相談することになるので、その家がある地域の行事や交通の便、ごみ出しルールや学校・保育園の様子など、その土地で暮らす上で必要な情報を集めることができます。また、都市部からの移住者には、それぞれの自治体ごとにお得な補助金がもらえることもあるので、ぜひいろいろ相談しながら家を探していただきたいと思います。

柳井市の場合、利用者登録の申し込み用紙は、柳井市のホームページの空き家バンク制度のページからダウンロードしていただけます。
遠方にお住まいで窓口に来られない方は、メール・郵送でも受け付けています。まずはお電話やメールでご相談ください。

３．物件の詳細情報提供・交渉・契約

利用者登録ののち、市から住所などの詳細情報と、その物件の仲介不動産業者名・連絡先をお伝えします。以降の現地見学や契約手続きなどは、仲介不動産業者と直接やりとりしていただきます。

柳井市の場合、子育て世代である利用登録者が空き家バンク登録物件を購入した場合、補助金を利用できる場合があります。
また、空き家の改修と家財の処分については、子育て世代に限らず補助金の対象になる場合があります。
補助金の詳しい内容は、別記事にてご紹介しますので、楽しみにしていてください。また、やない暮らしSITE（補助金制度ページ）にも詳しく掲載されています。

空き家バンクに興味がある！という方は、下記までお気軽にご相談ください。

柳井市役所　地域づくり推進課
住所：〒742-8714　山口県柳井市南町一丁目10番2号
電話：0820-22-2111（内線461）
メール：chiikizukuri@city-yanai.jp
業務時間：8:30-17:15
柳井市HPからのご意見・お問い合わせの場合は、「地域づくり推進課のnoteについて」と記載いただくとスムーズです。