「移住定住コンシェルジュ（柳井市）」サポーターの垂井です。
移住を検討する上で気になるのはやっぱり仕事。「移住定住コンシェルジュ（柳井市）」では、移住先の仕事に具体的なイメージを持ってもらうべく、市内の企業さんのご紹介をしています。
この記事では、「共に生きる、友に生きる」を合言葉に、さまざまな事業を展開する柳井三和グループをご紹介します。

地域に根差し、生活を支える事業を展開

柳井三和グループの事業内容は多岐にわたります。
古くは、タクシー・バスによる運輸事業やLPガス・灯油などのエネルギー事業を行ってきた柳井三和グループ。新しい取り組みとして、介護事業やトラベル事業にも力を入れています。

各事業に共通する考え方は、地域の活性化です。
「柳井にあったらいいもの、なくてはならないものをつくっていきたい。柳井で安心して暮らしてもらえるように、地域に根差し、地域の生活を支えていくという思いで仕事をしています」と西村管理部長は語ります。
主要事業である交通事業でも、時代のニーズに合わせ、新たな取り組みを行っています。
それが「デマンド交通」です。
柳井市では、他の地域と同じように高齢化や過疎化が進み、バスの路線廃止が進んでいる現状があります。そんな中、利用者のニーズに応じた予約制乗合タクシーを運行。バス路線廃止後の、地域の公共交通の受け皿になっているのです。柳井三和グループではデマンド交通以外にも、横になったまま移動ができる寝台タクシーの運行や遠隔地に住む生徒の送迎など、さまざまなニーズに対応した営業を行っています。

柳井での暮らしを安心・便利に

また、柳井三和グループでは「共に生きる、友に生きる」をモットーに、現在2つの高齢者施設を運営しています。
それが、認知症高齢者の方が専門の介護スタッフと共同生活を営む場「グループホーム　もみの木」と、サービス付き高齢者向け住宅＆デイサービス「おおひら」です。
2つの施設は、周辺に医療機関があり、交通アクセスも良い駅前に立地。利用者さんやご家族にとって安心で、足を運びやすいような施設をという先代社長の思いから、この場所での開設を決めたのだそうです。

介護事業への思いをうかがいました。
「ここでの生活を楽しみにしている方がたくさんいらっしゃいます。利用者さんが存分に楽しめるように、安心して暮らせる環境づくりに力を入れています」と話すのは、介護事業を担当する西山課長。
24時間営業の三和タクシーに隣接しているため、急なお出かけにも対応できるとのことで、強みである交通事業を生かした柳井三和グループだからこそできることだと感じました。

そして、2024年4月、本社1階に「トラベルプラザワールド」をグランドオープン。コロナ禍で柳井市内から旅行会社が撤退する中、「柳井にあったらいいなを実現する」という理念のもと新しく立ち上がったトラベル事業です。
「ふるさと柳井の活性化のために何ができるか」を胸に、常に新しい挑戦を続けています。

風通しの良い自由な社風

西村部長によると、柳井三和グループは「ワークライフバランスがしっかりしている会社」とのこと。というのも、社長が30代と若く、「本人のライフスタイルによって適切な働き方を推進したい」「遊ぶときはしっかり遊んで、仕事のときはしっかり仕事」という思いを持っているからなのだそうです。休暇が取りやすいことはもちろん、バースデイ休暇といった制度もあり、「プライベートでは社員にしっかり休んでほしい」という社長の思いが会社の福利厚生の面からも感じられます。
また、柳井三和グループの魅力をうかがうと、「いろいろな事業部がある中で、横のつながりがしっかりあって、社員同士が助け合える環境にあることです」と西山課長。
柳井三和グループが大切にするのは「地域での暮らしを便利で快適に」というお客様への思い。
普段からお客様と接し、お客様のことを思う仕事だからこそ、職場でも働く人を大事にするという社風が根付いているのですね。

求める人材はずばり、「明るくコミュニケーションが取れる方」。
西村部長曰く、「お客様と接する仕事なので、誰とでも気持ちよくコミュニケーションができる方にぜひ来ていただきたいです」とのこと。
資格取得のサポート制度も充実しており、未経験でも安心して働けます。

地域に寄り添い、地域の方の安心安全・快適な暮らしのために新たな挑戦を続ける柳井三和グループ。日々たくさんの方と接するからこそやりがいを直接的に感じられる職場で、あなたも働いてみませんか。

お話を伺った方：西村善文　管理部長　／　西山かおり　管理部課長

会社名：柳井三和グループ
住　所：山口県柳井市中央１丁目9-11　　
設　立：1955年（昭和30年）
従業員数：135名
電話番号：0820-22-1001
ホームページ：https://sanwagroup.skr.jp/
おためし移住中の短期雇用の可能性：有
おためし移住後の本採用の可能性：有

本記事は、2024年8月の取材時の情報になります。詳しくは上記会社の連絡先に直接ご連絡いただくか、市外・遠方の方は下記のお試し移住相談窓口よりご相談ください。