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移住で起業(1)「つながり」から新たな事業をつくる、コクリエーションベース「カラム」

「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」の武田です。
この記事では、移住と同時に起業を考えている方、移住した先で事業を再構築・発展させていこうとしている方にも心強い事業共創の場、コクリエーションベース「カラム」さんをご紹介します。

人材を育て、事業を共創する

コクリエーションベース「カラム」は、カラム株式会社の運営するコワーキングスペースです。
集中できそうなブース(壁に囲まれた指定席)と、オープンな自由席とがあり、どちらも月額制で利用できる会員専用の場となっています。

左側がオープンな自由席。そのほか、月極指定席としてブースが6つあります
ブースの様子。緑に囲まれた空間で、リラックスしつつも、しっかり集中できそう

当初、別の場所で運営していた時は、ドロップイン(一時利用)にも対応していたそうですが、現在は月極での会員のみ。その理由が、カラムの目指すコンセプトに現れています。カラムが目指すのは「事業共創」。大企業とベンチャー企業、企業と学生・地域の専門家など、それぞれ異なる立場の人たちが共創(コラボレーション)をする、つまり「絡む」ことで、互いの強みを活かして地域経済をビジネスで活性化することを目的にしたスペースなのです。

地元の大手企業(株)トクヤマの社内システムを学生が構築

共創でどんなコラボレーションが生まれたのか、一例をお聞きました。
東証プライム上場の大手企業(株)トクヤマで、ある社内システムを構築することになったとき。
カラムを通してつながった高等専門学校生を中心に、プロジェクトが立ち上がりました。

学生だけでは難しかった部分には、地元のシステムエンジニアからのアドバイスやサポートを受けて、見事完成。学生だった彼らは、その経験からのちに起業に至ったそう。今でもカラムの会員として、今度は彼らが、後輩の学生たちを支援する側に回ったりもしています。

毎月開催される「自己実現家MeetUP」

カラムの大きな特長が、月1回の「自己実現家MeetUP」というイベント。やりたいことを実現させたい人のプレゼン大会です。
「仲間が欲しい」「資金やノウハウなどの支援を求めている」という「実現したい人」と、「頑張っている人をサポートしたい」「面白い人に会いたい」という「応援したい人」の、まさにマッチングの場。
プレゼンや情報交換をする中で相互探求をしたり、普段出会わない環境の人と話すことで、人が育ち、新しいビジネスが立ち上がっています。

応援・観覧については、会員でなくても参加可能なことがあります。
興味がある方は、まずは観覧して、その熱量を感じてみませんか。
その次はあなたが「自己実現家」になる番かもしれません。

お話を伺った方 :株式会社カラム 代表取締役 堀江 厚志さん

施設名:コクリエーションベース「カラム」
U  R  L:https://www.cws-column.net/
運営会社:株式会社 カラム
住 所:山口県柳井市南浜1-3-18
設 立:2015(平成27)年 周南市でオープン。
    2022(令和4)年 柳井市に移転し、コクリエーションベース「カ    
    ラム」としてグランドオープン             
費 用:自由席 15,400円、ブース 38,500円(月額)
電話番号:0820-25-1985


本記事は、2024年4月の取材時の情報になります。詳しくは上記運営会社の連絡先に直接ご連絡いただくか、市外・遠方の方は下記のお試し移住相談窓口よりご相談ください。

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