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最高においしい瀬戸内海の旬の魚を届ける、株式会社フジマ~会社訪問(6)

「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」の川邊です。
移住を検討する上で気になるのはやっぱり仕事。「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」では、移住先の仕事に具体的なイメージを持ってもらうべく、市内の企業さんのご紹介をしています。
この記事では、最高においしい瀬戸内海の旬の魚をお届けしている、フジマさんをご紹介します。

「瀬戸内海の旬の魚を、最高においしく食べてほしい」

フジマさんは、1951(昭和26)年に、「瀬戸内海の旬の魚を、最高においしく食べてほしい」という思いで始めた鮮魚の卸売り(魚市場)から事業をスタート。現在では、山口県内で20店舗以上の和食処、居酒屋、寿司屋、仕出し料理店、ブライダルホールなどを展開されています。

山口県の瀬戸内側で見かけるロゴがたくさん。これらすべてフジマさんのお店です。

朝釣れた魚が、その日の開店時からお店に並ぶために。

ある日、早起きして魚市場の様子を見せていただきました。魚市場は朝5時から昼過ぎまで。なかでも朝の7時頃の「せり」がいちばん活気があるそう。
地元を中心に、下関・周防大島・上関・田布施・広島などから、瀬戸内海の海産物が集まっています。

大勢が忙しく働き、生きた魚が次々と「せり」にかけられていきます。

見学させていただいた日はあいにく時化が続いた日で、魚の量も参加している仲卸の方の人数も6割くらいだとのことでしたが、それでも次々と、生きた魚が「せり」にかけられて行きます。
仲卸の皆さんが瞬時に魚の状態を判断し、金額と行先が次々と決まっていきます。

この市場で競り落とされた魚は、フジマさんの飲食店・居酒屋・お寿司屋さんのほか、近隣のスーパー内の魚屋さんにも並びます。その日の朝釣れた魚が、開店時には既に店頭に並んでいるそうで、その新鮮さは海と市場がある柳井市ならでは。朝早くからフジマさんの魚市場で働いていらっしゃる方たちのおかげです。

スタッフそれぞれが、お客様に「花一輪」のサービスを。

フジマさんでは、現社長が会社を引き継いだ25年前から、その時その場での個々のスタッフの判断で、お客様に喜んでいただくためのおもてなしを「お客様に花一輪を添えるサービス」略して「花一輪」運動として続けています。

「花一輪」運動をまとめた冊子は、延べ1万冊も発行されて社内外で読まれているそう。

それらの積み重ねの中から、特に素敵なエピソードをまとめた「感動の花一輪~ベストセレクション100」は、フジマグループの理念となって、スタッフの皆さんのテキストにもなっているそう。
小さなお子さん連れの方に、うどんやかぼちゃをみじん切りにして即席の離乳食にして差し上げたり、機転をきかせて用意した手作りのおむつ交換台をご提供したり、スタッフ自らが工夫してお客様に向き合うエピソードでいっぱいです。
そんな素敵なスタッフと一緒に働く仲間入りをしてみませんか。

求人は、店舗・魚市場の両方ともあります。お魚が好きで、元気でやる気・活気がある人を募集しています。

お話を伺った方: 藤麻一三 社長(写真)、藤麻陽祐 取締役

会社名:株式会社 フジマ
住 所:山口県柳井市柳井987
設 立:1951(昭和26)年 (有)藤麻水産創立
従業員数:332名(パート含む)(2023年2月末現在)
電話番号:0820-22-7780


本記事は、2024年3月の取材時の情報になります。詳しくは上記会社の連絡先に直接ご連絡いただくか、市外・遠方の方は下記のお試し移住相談窓口よりご相談ください。