おためし移住体験記~テレワークを試しつつ、移住のイメージを具体化させていったAさん
「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」の武田です。
今回は、お試し住宅「せとのすみか」を利用し、東京からおためし移住に来てくださったAさんの体験の様子をレポートします。
きっかけは河村勇輝選手!
東京で在宅(テレワーク)の仕事をしているというAさん。「どうせテレワークなら、東京じゃなく地方に住んでもいいのでは?」と移住を考え始めたそうです。
実はAさん、柳井市出身で日本人4人目のNBAプレーヤーとなった河村勇輝選手の大ファン!パリオリンピックのパブリックビューイングで柳井市を訪れ、「柳井市っていいところだな」という印象を持ち、移住先として候補に挙がったのだそう。
おためし移住でテレワーク。仕事・家探しも
「実際に移住したらどんな生活になるか確かめたい」と、テレワークを実際にしながらお試し住宅を利用されたAさん。
お試し住宅「せとのすみか」はWi-Fi完備なので、Aさんのようにおためし移住でテレワークを試してみたいという方にもオススメです。
また、柳井市での転職も視野に入れているとのことで、市内企業に足を運び、担当者と面談もされたそうです。
Aさんは仕事だけでなく、家探しも積極的に行いました。事前にインターネットで物件をチェックし内見希望を不動産業者に伝えておいたので、内見もスムーズにできました。
実際に物件を見ることで、賃貸の相場や立地など、自分が希望する条件が見えてきたとおっしゃっていました。
暮らしを体感。田舎あるある、〇との格闘も!
お試し住宅「せとのすみか」横には家庭菜園スペースがあり、土いじりを気軽に体験していただけます。時期によっては収穫した野菜を料理に使っていただけますが、Aさんの滞在中はちょうど苗や種を植えたばかりのとき。
それでも毎日丁寧に水やりをしてくださり、少しずつ芽が大きくなる様子を見て嬉しそうなAさんでした。
地域の新鮮な農産品が集まる直売所にもご案内しました。
店舗に並ぶ地魚を見て、「東京ではなかなかない景色。まるまる一匹を見たのは久しぶりかも」と驚かれていました。
自然が身近に感じられる田舎だからこそ、もう一つ身近なものがあります。それは、「虫」。
実は虫が苦手なAさん。特に夜になると小さい羽虫などが灯りに寄ってくるので大変だったそう。おためし移住当初はいろいろと格闘されたようですが、「最後のあたりはもう慣れましたね」となんだか達観された様子で、Aさんの順応の早さにこちらも驚きでした。
田舎暮らしというと、「豊かな自然の中でのびのび過ごせる」というイメージがあるもの。実際、人間だけでなく虫たちものびのび過ごしているというところでしょうか。都会よりも虫対策は必要ですので、その点は田舎暮らしのリアルとして気に留めるべきポイントかと思います。
また、自分の足で市内を散策したAさん。なんと2万5000歩歩いた日も!途中立ち寄ったお店の人と仲良くお話もされたそうです。
お試し住宅の周辺も朝夕に散歩。近くには神社やお寺、山や海もあり、鳥のさえずりや波の音を聞きながら木立や海辺を歩くことができます。「とても心地よかったです」と散歩を満喫されていました。
きのこ狩りイベントに参加
おためし移住に来たからには田舎ならではの体験も!ということで、地元の市民団体が主催するきのこ狩り体験にも参加されました。きのこの特性や探し方を講師の方に教えてもらいながら、みんなで一緒にきのこを探して山を歩くイベントです。
Aさんからは、「きのこについてこんなに考えたことは人生で初めて。東京でのマンションの生活と田舎の生活は、考えること、見えるものが全然違うから面白いですね」と素敵なコメントをいただきました。
仕事、家探し、田舎暮らし体験(畑と虫を含む)、地域の人との交流など、移住後の生活を見据えておためし移住制度をフル活用したAさん。移住のイメージを具体化するべく積極的に動かれていたのがとても印象的でした。
柳井市におためし移住に来てくださって、ありがとうございました!
本記事は2024年10月時点の情報になります。移住のご相談などは、下記窓口までお気軽にお問い合わせください。