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生活環境をしっかりチェック。畑のお世話も楽しんだAさん~たとえばこんなおためし移住(2)

「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」サポーターの垂井です。
今回は、お試し住宅「せとのすみか」を利用し、兵庫県からおためし移住に来ていただいたAさんの体験の様子をレポートします。

西日本に移住したい

Aさんは、「スローライフを実現したい」「気候の温暖なところに住みたい」との思いで移住を考えており、西日本で移住先を探しているとのことでした。今回、初めてのお試し住宅利用に、柳井市を選んでいただきました。

柳井市は観光で訪れたことがあるとのことでしたが、今回はおためし移住期間を通じて、柳井市の気候や風土、医療機関や教育機関などの状況を知りたいとの思いでお申し込みいただきました。

お試し住宅「せとのすみか」リビングの様子

おためし移住スタート!

柳井市の風土に興味があったというAさんは、まず街の雰囲気を知るために自転車と徒歩で散策をしたそうです。風が吹き抜けるのが気持ちよく、瀬戸内のさわやかな気候を気に入っていただきました。
「住民の方々もとても親切で、いいまちですね」と話しておられました。

お試し住宅から歩いて5分の海。散策にちょうどいい場所です

また、家探しをするために空き家バンクを見に行く予定だったAさんは、実際におためし移住で数日過ごしてみて、「家探しよりもまず、その土地に住む上で重要となるのは地域性なのではないか」との思いが芽生えたそう。
そこで、移住定住コンシェルジュが地域の子どもたちが利用する児童クラブにご案内し、様子を見学されました。
もともと教員をされていたAさんは、定年後も子どもと関われる児童クラブに勤めるのもいいかもしれないとおっしゃっていました。

Aさんは、車の免許返納後にも生活できるかを確かめるために、柳井市の公共交通機関についてもチェックしたとのこと。柳井市には電車が通っていますが、Aさんは電車だけでなくバスの路線についてもリサーチされていました。
「バス停まで行ったけど運行停止になっている路線があったのは少し気がかり」と率直なご意見も。
自動車、電車、バス、自転車などそれぞれの生活でベースとなる移動手段は人それぞれ。その土地での生活がマッチするかどうかは、交通機関の状況に左右される部分も大きいと思うので、お試し移住で実際に自分の足で確かめていただくのがいいのかもしれません。

家庭菜園体験

お試し住宅「せとのすみか」横には畑があり、田舎での家庭菜園を気軽に体験していただけるようになっています。水やりや収穫も自由に行っていただけます。
Aさんの利用期間中は、トマト、ズッキーニ、おくら、かぼちゃ、などの夏野菜が育っていました。滞在中にこまめに水やりをしてくださったAさんは、「短期間でこんなに成長するのかと感動しました」と、野菜の成長を喜んでおられました。
家庭菜園に興味のある方は、おためし移住で気軽に体験してみるのはいかがでしょうか?
※時期により野菜や畑の状況が変わります。

お試し住宅横の家庭菜園スペース

おためし移住をしてみて

最後におためし移住の感想をうかがいました。
「バスなどの交通機関の縮小や、過疎化地域の広がりなど、どこの地域でも起こっていることが柳井市でも起こっていると感じました。その中で、柳井市はデマンド交通の導入など、対策が進められているようですね。気候、景色、環境はとてもいいまちだと感じました」とAさん。
柳井市におためし移住に来てくださって、ありがとうございました!

移住を本格的に考えていなくても、まずは自分の理想の生活とマッチするかどうか、気候や仕事、移動手段などさまざまな観点から確かめていただければと思います。
まずは相談だけでも構いません。移住定住コンシェルジュまで、ぜひお気軽にご連絡ください。


本記事は、2024年8月の情報になります。おためし移住のご相談は、下記窓口までご連絡ください。

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