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地域でつくり上げる盆踊り大会~ふるさとの行事(1)

「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」の武田です。
それぞれの地区で、地域の人たちによる活動がさかんな柳井市。地域ごと、季節ごとにさまざまな行事が行われています。今回は、地域のみんなでつくり上げる夏の風物詩・盆踊り大会に密着しました。

今回お邪魔したのは柳北(りゅうほく)地区。柳井市の山間部と市街地の間にある、人口約1,760人(2024年7月末時点)の地域です。
この地区では毎年8月10日ごろに盆踊り大会が開催され、帰省客を含めたくさんの人で賑わいます。

8月10日(土)朝7時。
会場となる柳北小学校グラウンドには、地域の人や子どもたちが集まっていました。じりじりと照る日差しの中、協力してお祭の準備をしていきます。小中学生は飾りの準備。
地域の人や子どもたちの手作りの花を、竹に飾っていきます。色とりどりで一気に華やいだ雰囲気に!

竹は当日の朝、地域の人が山から切り出してきたそう

一方、大人は会場設営をしていきます。テントを建てたり、やぐらを組んだり、手際よく進めていきます。

あっという間に組み上がっていくやぐら

花で飾られた竹を会場全体に立てていくと、一気にお祭の雰囲気になりました。提灯もセットし、あとは夕暮れを待ちます。

夕暮れ。いよいよ盆踊り大会のスタートです。

盆踊りは各地区で特色がありますが、柳北地区の場合はなんと仮装盆踊り大会!ウエディングドレスなどで着飾った地域の人たちが踊りまくるのです。

もちろん普段着でも、浴衣でも参加OK。たくさんの人が飛び入りで輪に加わっていきます。踊り方がわからなくても心配いりません。同じ曲を何回も踊るうちに見よう見まねで踊れてしまうから不思議です。
太鼓は、叩きたい人が自由に参加できるシステム。子どもたちも飛び入りで楽しそうに叩いていました。

焼きそばやかき氷のテントもあり、お祭りの熱気は最高潮に。最後は、迫力満点の花火で締めくくられました。
翌日、後片付けも地域の人と子どもたちで行い、今年の盆踊り大会は無事終了となりました。

地域の人の手によって開催され、次世代へと受け継がれていく行事。少子高齢化が進む昨今ですが、自分たちの住む地域やふるさとを大切に思う気持ちはいつの時代も変わりません。大人も子どもも一緒になって地域を盛り上げていく、そんな場所で暮らしてみませんか。
オーダーメイド移住ツアーでは、ご希望があれば地域行事への参加や見学も可能です。まずはおためし移住で、田舎の暮らしをちょっとのぞいてみませんか。ぜひお気軽にご相談ください。


この記事は2024年8月時点の情報になります。柳井市への移住定住に興味のある方は、下記のお試し移住相談窓口までお気軽にご連絡ください。