子どもの学びと大人の学びが共にある~子どもを育む場所(1)
「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」サポーターの岡崎です。
山口県柳井市伊陸地区の集落支援員をしています。
今回は、子どもも大人も共に学べる複合型の地域施設についてご紹介します。
どんな施設?
中国地方有数の難読地名と言われる、山口県柳井市北部の伊陸(いかち)地区。のどかな田園の風景が広がる、人口1,368人(令和6年5月末時点)の山あいの地域です。
この地区に、小学校、公民館、出張所が一体となった施設があります。
建物の中には、伊陸小学校の施設として校長室、職員室、保健室、普通教室、音楽室、家庭科室、図工室、理科室、図書コーナーがあり、その中でも音楽室、家庭科室、図工室、理科室、図書コーナーは地域の方も利用できるようになっています。
伊陸公民館、伊陸出張所には、柳井市役所出張所の機能に加え、会議室や和室、コミュニティルームがあります。地域の方が趣味やお稽古事に利用したり、会議を行ったりしています。
学童保育の部屋もあり、小学校との連携も取りやすくなっています。
子どもと大人が学びあえる場
実際に施設の中を見てみましょう。
まずは「図書コーナー」。寝転んで本が読めるスペースがあり、子どもたちに大人気!地域の方も、子どもたちに読みきかせをしてくれます。
「まいかホール」と名付けられた音楽室の前には、子どもたちと地域の方で芝生を張った「アソビの庭」が広がります。
ここではさまざまなイベントが開催されます。
「アソビの庭」で夏に行われた、おやじの会「水鉄砲サバイバルゲーム」。子どもも大人も水鉄砲を片手に大はしゃぎです!
公民館の和室では、子どもたちが茶道の作法を学んで、お茶を点てて飲んだりします。
この日は、多目的スペース(奥)では、子どもたちが運動会の練習中。一方、公民館の会議室では、地域の自主グループ「童謡の会」がレッスン中でした。子ども大人も、同じ空間で学びあえることが素晴らしい!
地域の交流から郷土愛を育む
子どもたちの学びの中に、自然に大人の学びがある。そんな日常は本当に素敵です。
子どもたちは、自分たちを見守る大人の温かいまなざしから自己肯定感を身につけます。そして、地域のために頑張る大人の姿を感じることで、伊陸への郷土愛が育まれています。
この場所から元気と希望、そしてたくさんの発見が生まれますように!
最後に、伊陸小学校の坂井校長先生と子どもたちからメッセージをいただきました。元気いっぱいの挨拶をぜひご覧ください。
※伊陸(いかち)地区の詳しい情報は、伊陸地区コミュニティ協議会ホームページをご覧ください。
※伊陸小学校の詳しい情報は、伊陸小学校ホームページをご覧ください。
本記事は2024年5月時点の情報になります。移住のご相談などは、下記窓口までお気軽にお問い合わせください。