鯛・ブリの大物は5kg?!釣りマニア大集合の鯛釣り大会~ふるさとの行事(3)
「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」サポーターの垂井です。
海の近くに住みたい...という方の中には、釣りが趣味で、ちょっとでも時間があれば釣りをしたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、柳井市大畠(おおばたけ)地区で10月に開催された「第61回サザンセト大畠鯛釣り大会」の様子をレポートします。
遠くは広島・東京からも釣り好きがやってくる好漁場、柳井市大畠
瀬戸内海に面した柳井市大畠(おおばたけ)地区は、漁船が並ぶ普段は静かな港街。そこに10月某日、釣り具メーカーののぼりやたくさんの大漁旗がはためきました。
その日は「サザンセト大畠鯛釣り大会」。なんと今年61回を数えるという歴史ある釣り大会です。
当日の参加者は65人。県内や広島の方はもちろん、なんと東京から参加の方もいらっしゃったそうです。
朝6時集合、7時出港での釣り大会スタートです!
私がお話をうかがった参加者の方は、もう20年も、毎年広島から参加されているとのこと。広島も同じ瀬戸内。「わざわざ柳井まで来られるんですね(車で1時間以上かかります)。広島でも釣りはされているんですか?」とお伺いしたところ、「あっちでは釣りはせんよ。釣りをするなら、ここがいいね」とのこと。釣り好きをひきつける「何か」がここにはあるのでしょう。
それが何なのか、5時間後に私も知ることになります。
「目出鯛(めでたい)大物賞」と「大物賞」。結果はいかに?!
大会は、鯛のみで大きさを競う「目出鯛大物賞」と、魚種を問わず大きさを競う「大物賞」。その他、まだまだ釣り人口の少ない「レディース賞」や、大物を釣った方をご案内した船頭さんに贈られる「船頭賞」があります。
12時の終了締切ギリギリまでねばって、船は続々と戻ってきます。
見せていただいたみなさんのクーラーボックスは、大物でいっぱい。
船から上がったら、早速計測です。まずは重さを量ります。
重さが同じ場合は、頭から尻尾の先までの長さが決め手に。
測る人も記録する人も、間違いがあってはいけません。みんな真剣です。
計測タイムが全員分終了したら、とうとう結果発表です!
大畠の海を知り尽くした柳井市民が強かった
朝6時の集合だったので、中には午前3時に起きて参加したという方も。真剣勝負を終えて、皆さん少々お疲れの様子。結果発表まで車で仮眠したり、お昼を食べたり、それぞれひと休みしたところで、表彰式の時間になりました。
目出鯛大物賞、大物賞ともに、今回は地元柳井市の方が優勝。そのほか、広島県や県内他市から参加した方も入賞されました。
お天気が今ひとつだったせいか、目出鯛大物賞の2.35kgは例年に比べると少し小ぶりとのことでしたが、大物賞のほうはなんとブリ5.0kgという特大サイズ!
魚種としても、入賞したブリ、コショウダイ、ハマチのほか、アイナメやカワハギなど、多くの種類が釣れていたようです。
なお、大物賞のブリ5.0kgは、ちょうど私も計測を見ていました。周りで見学していた人からもどよめきの声があがるほど、大物賞の名前にふさわしい「これぞ大物」の風格でした!写真で大きさが伝わりづらいのが残念でなりません。
最後は、入賞者の表彰、そして参加者全員でのお楽しみ大抽選会。抽選会では次の大物を狙うための釣り道具などをゲットして、大会は締めくくられました。
釣り好きの方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。また、船を出した船頭さんの中には普段から遊漁船をされている方もいます。こんな大物が釣れるかもしれない柳井市大畠で、ぜひ多くの方に釣りを楽しんでいただきたいと思います。
第61回 サザンセト大畠鯛釣り大会(2024年の大会は終了しています)
URL:https://kanko.oobatake.net/events/event/805/
主催:大畠観光協会・大畠漁業協同組合
TEL:0820-45-2414(大畠観光協会)
本記事は、2024年10月の取材時の情報になります。詳しくは上記の主催者連絡先に直接ご連絡いただくか、市外・遠方の方は下記のお試し移住相談窓口よりご相談ください。