最新の技術で地域のインフラに貢献。トオル電気株式会社
「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」の武田です。
移住を考えた時に気になることのひとつが仕事。地方では、仕事を探すにあたって、人づてに仕事を紹介されたり、口コミで仕事を見つけたりするケースもあるため、中にはハローワークや採用媒体には掲載されていない求人もあります。全国的に売り手市場である中、インターネットで探してもなかなか地方の仕事は見つからず、やっぱり地方には求めるような仕事はないのかも...なんて諦めてはいませんか?
この記事でも、ハローワークには求人を出されていないという会社、電気・水道をはじめとした設備工事で地域のインフラを支えるトオル電気株式会社をご紹介します。
最近オープンのみどりが丘図書館も。工事実績はまちの至るところに
住宅、オフィス、店舗、公共施設、工場などの電気設備、給・排水衛生設備、空調・換気設備、消防設備などの工事を行うトオル電気。2024年7月にオープンしたばかりの柳井市の新しいランドマーク、みどりが丘図書館の機械設備工事にも携わりました。
そのほかにも、アデリーホシパーク(旧 柳井ウェルネスパーク)や柳井駅の南北地下通路など、市民によく知られるあの場所・この場所でも、工事を手がけています。
「ここの水道はパパが工事したんだよ。」
「ママの会社でこの建物の明かりをつけたんだよ。」
自分の子どもにそんな話ができることは、とても誇らしいことではないでしょうか。
また、再生可能エネルギーの必要性が叫ばれる昨今、人と環境に優しい太陽光発電設備の提案や、太陽光発電所での発電事業も行っています。環境に配慮したシステム構築・運用・維持の取り組みを行い、中小規模の企業としては早い時期からエコアクション21という認証も取得しています。
「トオル電気に相談したら、いい提案をしてくれる」。信頼を寄せられる、地域密着のインフラ工事会社
水道や電気は、生活に密着した必要不可欠なもの。だからこそ設備工事の技術も日々進化を続けています。社長自ら展示会に行ったり工業新聞をチェックしたりして、日々最新技術の情報収集に力を入れているそうです。また、柳井市は2022年、CO₂排出量を2050年までに実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」を宣言。その目標に一歩でも近づくような、太陽光発電で生まれたクリアな水素の有効利用にも関心があるとのことでした。
新しい技術がどんどん出てくる業界でありながら、一度施工したら何十年も使い続けるインフラ設備。「だからこそ単なる流行なのか、新しい時代をつくっていける技術なのか、『本物を見分ける力』が大事になってきます」と宮本社長。
社長のひと言ひと言から、人々の生活を守るという責任の重さを感じました。
安全第一、働き方に配慮された環境でキャリアアップが可能
社員は現在15人。年度末などほとんど休みなく働いていた時代もありましたが、昨今は労働環境ががらりと変わったそうです。基本的に土日が休み(一部変則カレンダー)、大きな設備・公共工事も多いので、もちろん忙しい時とそうでない時はありますが、休みもきちんと法令にのっとった形でとれるような働き方になっています。
また屋外などの業務も多いため、安全な業務遂行に常に気を配っているとのこと。とくに昨今の猛暑に十分対処するべく、会社ぐるみで熱中症対策にも力を入れています。気軽に塩分・水分が採れる塩ゼリーや水筒常備などの基本の徹底から、空調服・ペルチェ(電気で冷たくなる板状の冷却装置)なども効果的に使用し、安全管理をしているそうです。
地域から信頼を寄せられるトオル電気では、とにかく仕事はあるのに、技術を持っている人が少ないために受けられない工事もあるほど。特に施工管理関連の資格を持った方や経験者は、ハローワークではなかなか見つからないために求人情報を掲載していないそうですが、良い方がいれば採用をしたいとのこと。
というのも現在、社員は50歳代が半分以上。時代は変われどもなくなることはないインフラ設備の次世代を担う方を求めています。トオル電気が請け負う仕事は、小さい現場から大きい現場までさまざま。会社に設備や機器が整っているため、いろいろな経験を積めるチャンスがあります。
社内は明るい人が多いので、気さくな方に仲間になってほしいとのことでした。
地域の施設・インフラ設備を整備し、次世代にわたり守っていくという、大きなやりがいのある仕事。資格や経験が必要なので、誰でもできる仕事というわけではありませんが、経験者や有資格者はぜひ一度、門をたたいてみてはいかがでしょうか。
お話をうかがった方:宮本 稔 代表取締役
会社名:トオル電気株式会社
URL :https://toru-denki.co.jp
住 所:山口県柳井市新市沖2番13号
設 立:1973(昭和48)年
従業員数:15名
電話番号:0820-22-1378
おためし移住中の短期雇用の可能性:あり
おためし移住後の本採用の可能性:あり
本記事は、2024年9月の取材時の情報になります。詳しくは上記会社の連絡先に直接ご連絡いただくか、市外・遠方の方は下記のお試し移住相談窓口よりご相談ください。