おためし移住体験記(6)前編~移住の決め手は「ひと」。地域の人にたくさん会ったKさん
「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」の武田です。
移住前に多い不安として、「どんな場所でどんな生活をするのかイメージが湧かない」「どうしたら地域の方に受け入れていただけるのか」という相談を受けることがあります。今回東京からおためし移住に来てくださったKさんもその一人。田舎でやりたいことのばくぜんとしたイメージはありつつも、具体的にどう進めればいいかは模索中。
柳井市の「オーダーメイドおためし移住」を利用して、地域のいろいろな人に出会い、話を聞きながら、少しづつ夢を具体化していった様子をレポートします(今回はKさんにご協力いただき、自由時間のお写真もいただきました)。
まずはコンシェルジュとの作戦会議
「オーダーメイドおためし移住」では、おためし移住に来ていただく1~2週間前に移住定住コンシェルジュとのオンライン相談を行っています(※希望する場合のみ)。
そこで、地方移住をしたいと思ったきっかけや、移住したらどんな生活をしたいかなど、移住に関する希望や不安をおうかがいしています。
おためし移住中にやりたいことだけではなく、おためし移住で何をやったらいいかわからない...という場合でもご遠慮なくご相談ください。移住定住コンシェルジュが、会ってみてほしい人、おすすめのイベントや場所などをご提案します。
Kさんは、お店兼、人が集える場をつくれるといいな・・・とばくぜんと思っているとのこと。参考になる人や一緒に何かができそうな人に幅広く会ったり、イメージが湧くような場所を見たりしたいとのことでした。
お店を出すとするなら?事業主さんにインタビュー
いよいよKさんのおためし移住がスタート。
まずは柳井駅からほど近い、歴史を感じる観光地・白壁の町並みへ。
白壁の町の文房具店「木阪賞文堂」の木阪社長を訪ねました。木阪さんは柳井市観光協会の会長もされており、白壁の町の現在の様子や空き物件の情報など、地元の方ならではの情報をうかがうことができました。
その後、白壁の町並みにあるカフェ兼子ども食堂「やないろ」へ。店主さんにお店を始めた頃の様子などについてもうかがいました。
次に向かったのは柳井商工会議所。
柳井駅北地区(白壁の町並みを含む)の空き店舗活用事業として家賃補助制度があるとのことで、担当の方に詳しいお話をうかがいました。お話をもとに対象地区をぐるっと見てまわり、エリア全体の雰囲気もつかむことができました。
教育面にも関心が。小学校を見学
また、地方の学校教育にも興味があるとのことで、柳井市立柳北小学校(全校児童53人)へ見学に行きました。
校長先生から学校について説明を受け、校舎内をぐるっと見学。
Kさんは、「教育目標に『ふるさとを愛する』ことが掲げられていることにびっくり。都会ではなかなか無いのでは?地域の人と一緒に子どもを育むという学校の在り方も、素敵だなと思いました」とのこと。子育て世代の知人にぜひ伝えたい、と言っていました。
おためし移住ツアー1日目はこれにて終了。
実際に足を運び、いろいろな人のお話を聞くことで見えてきたものがあった様子でした。
Kさんの盛りだくさんな移住ツアーは中編、後編と続きます。
お楽しみに!
本記事は2024年11月時点の情報になります。移住のご相談などは、下記窓口までお気軽にお問い合わせください。