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森のいのちを感じる山歩き。きのこ狩り体験

「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」の垂井です。
今回は、お試し住宅「せとのすみか」を利用し、東京からおためし移住に来てくださったAさんの田舎暮らし体験の様子をレポートします。

Aさんのおためし移住体験記はこちらから👇

お試し住宅から車で10分!山できのこ狩り体験

おためし移住に来たからには、田舎暮らしならではの体験も!ということで、きのこ狩り体験に参加したAさん。会場はお試し住宅近くの琴石山(こといしやま)山麓です。講師は山口県のきのこ愛好家が集まる「やまぐちなばの会」の方々。きのこの特性や、探し方を丁寧に教えてもらいながら、みんなで一緒にきのこを探して山を歩く。そんなイベントです。

東京からの参加者ということで注目を浴び、開会式でAさんがご挨拶をすることに!

子どもの参加者も多く、とても賑やかな雰囲気でスタート!
今回は「大物賞」「めずらしいきのこ賞」の表彰があるとのことで、皆さん必死に足元のきのこを探しながら山を進んでいきます。

舗装されていない道もずんずん歩きます

長年東京で暮らしてきたAさんは家に虫も出ず、ハイキングも最近は全くしていないということで、最初は少し不安そうな様子。
しかしいざスタートすると、蜘蛛除けの長い棒を持ってどんどん山の中に入っていきます。たくましい!

森に入ってみると意外ときのこを探すことは難しく、見逃してしまうことも多々。よく幹や足元を観察すると・・・ついに発見!

小学生が大きなきのこを発見!
よく観察すると、いろんなところにきのこが!

森の生態系をきのこが支える

「倒木や落ち葉などを分解して土へ還す役割を担っているのがきのこ。森の生態系を維持する大事な存在なんよ。」
「この地面の下に、菌糸体が脈を張っちょるんよ。菌糸体は、微生物がつくる糸状の菌糸が塊になったもののこと。土や樹木、落ち葉の中に拡がって、栄養や水を得ながら生活しよるんよ。」
「これはイノシシの糞じゃね。」
山を歩きながら、たくさんの面白い情報を次から次へと教えてくれる講師の方々。

試しにきのこが分解中の幹の下の土を触ってみると、すごくふかふか!
こうして弱くなった木々はだんだんきのこに分解され、土に還っていくのか・・・と木の幹や土を触りながら早速実感。
まるで森が生きているみたいに感じました。

幹の下に敷き詰められている落ち葉を掻き分けると、下にふかふかの土が。

きのこだけでなく、目に見えない微生物やイノシシなどの動物の気配を感じる中で、いろんな生き物が森の中に潜んでいる!と体感できた貴重な山歩きの時間でした。

そんなこんなで、あっという間にきのこ狩りの時間は終了。
集合場所に戻り、講師の方々が採取したきのこの種類を見極めていきます。

たくさんのきのこが集まりました

その間、参加者は昼食の時間。
山を吹き抜ける気持ちのよい秋風のもと、みんなで味噌汁とおにぎりをいただきました。
山歩きで疲れた身体に沁みて最高です。

最後にきのこの名前当てクイズを楽しんだ後、いよいよ表彰の時間!

「大物賞」「めずらしいきのこ賞」を受賞した子たちは大喜び!

「感じること」が変化するって面白い

イベント終了後にAさんに感想をうかがいました。
「最初は虫が多くてびっくりしたけど、だんだん楽しくなっていきました。きのこについてこんなに考えたことは人生で初めて。面白くてもっと知りたいと思いました。」
さらに、「東京でのマンションの生活と田舎の生活は、考えること、見えるものが全然違うから面白いですね」と素敵なコメントをいただきました。

たくさんの生命に溢れた森を歩く中で、とてもいきいきした気持ちになりました。それも、土地のことや森の生態系についてよく知る先生のおかげ。

豊かな自然に囲まれた環境と、自然と共に生きる先輩がたくさんいる田舎。
あなたもおためし移住で、田舎ならではの体験をしてみませんか?

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本記事は2024年10月時点の情報になります。移住のご相談などは、下記窓口までお気軽にお問い合わせください。