ふれあいと笑顔の花咲く秋まつり
「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」サポーターの内村です。
私は柳井市地域おこし協力隊として、やまぐちフラワーランドで日々活動しています。
11月某日、フラワーランドのある柳井市新庄(しんじょう)地区で開催されたイベントに参加してきましたので、その様子をレポートします。
※地域おこし協力隊としての活動の様子はこちらの記事で紹介しています👇
小学校、地域が一体になって開催
柳井市西部に広がる人口約4150人(令和6年11月末時点)の新庄地区。
心地よい11月の秋の日、新庄小学校にて「新庄ふれあいまつり」が開催されました。地域の人たちと小学校が一緒になって「交流を深め、触れ合う場」をつくることを目的に、長年行われているイベントです。
今年はなんと、柳井市立新庄小学校の創立150周年!この日はお祝いの記念式典も開催されました。
久しぶりに感じる静かな雰囲気に曲がった背中がピンと伸びます。学生時代は少し眠くなっていた校長先生のお話も今では懐かしく、集中して話を聞く自分に「大人になったな~」としみじみ感じました。
式も終わりに近づき、ここで特別ゲスト!スクリーンに映し出されたのは、なんと柳井市出身NBAプレーヤー・河村勇輝選手!
実は、河村選手は新庄小学校出身。母校の創立150周年にとビデオメッセージをよせてくれたのでした。
「ソーラン節が思い出に残っている」という小学校時代の思い出を紹介してくれ、「みんなも頑張って下さい!」と子どもたちへの熱いエールも。
河村選手からの心のこもったメッセージは、新庄の子どもたちの心にしっかりと刻まれたことでしょう。私も胸が熱くなりました。
最後は全員で校歌斉唱。初めて聞く新庄小学校の校歌でしたが、子どもたちの歌声で包まれた会場は温かく心地よい空間でした。
大人の方からは「歳をとっても覚えてるものだね」「2番は感動する」という声も聞かれたりして、地域の人々に愛され、受け継がれてきたものに思いを馳せました。
新庄小学校創立150周年記念式典はこれにて無事閉式。
子どもたちは授業参観に入りますが、体育館ではふれあいまつりに向けての会場準備がスタート!
子どもたちに喜んでもらうため、みんなで一致団結です。
そしていよいよ、ふれあいまつりスタート!
授業参観を終えた子どもたちが続々と集合します。
私は子ども会のブースで、スーパーボールすくいのお手伝いに勤しみます。子どもたちや地域の方とのちょっとしたやりとりが楽しい!
ステージでは保育園の子どもたちによる太鼓の演奏やダンスがありました。琴やフラダンス、歌の披露などもあり、会場が一体となって盛り上がります。
会場の外にはかわいらしい花のオブジェが設置されました。
新庄地区では若者を中心として地域の将来を考えるプロジェクトが立ち上がっており(「新庄夢プラン」)、このオブジェはそのメンバーの方々と一緒に製作したものです。
※新庄夢プラン チーム未来10咲(さく)のInstagramはこちら
オブジェを彩ったパンジー、ビオラたちは集まった皆さんへプレゼントしました。
今頃たくさん花を咲かせているでしょうか。
お花を見て「キレイだな~」と思うと同時に、式典やふれあいまつりのことを思い出してくれると嬉しいです。
今回、印象に残ったのは以前新庄小学校に勤務されていた先生の言葉。
ステージイベントで歌の披露をされた先生は、ふれあいまつり終盤で「新庄ってやっぱり温かくていいですね」としみじみとお話しされていました。
会場を見渡すと、集まった人たちを笑顔にするために動くたくさんの人たち、子どもたちの笑顔と笑い声。そして、初めて参加した私のことも温かく迎えてくれる新庄の人たちがいました。
新庄の温かさに触れ、先生の言葉の意味を実感した一日でした。
地域が一体となって「ふれあい」「支え合い」の花を咲かせる新庄地区に、あなたも住んでみませんか。
本記事は2024年11月時点の情報になります。移住のご相談などは、下記窓口までお気軽にお問い合わせください。