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非日常の島時間を体験!~平郡島女子旅モニターツアーレポート(前編)

「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」サポーターの玉井です。
この記事では、2024年11月30日(土)~12月1日(日)の1泊2日で行われた、「平郡島(へいぐんとう)女子旅モニターツアー」の内容をレポートします。平郡島は、柳井市の南端、瀬戸内に浮かぶ人口約200人の離島。フェリーで1時間以上かけて行く「非日常」を味わうツアーのモニターとしてご参加いただいた方たちの2日間の様子をごらんください!

まずは島女子たちとのご対面、そして一緒に郷土料理作り

島に着いたら、まずは公民館にて参加者と出迎えた島民の女性たちとの自己紹介タイム。お互いちょっとまだ緊張しながら、やってみたいことや参加した動機などをまじえて自己紹介をしあいました。

参加者と島民たちの自己紹介タイム

続いて、早速一つ目のイベント「島の郷土料理作り」へ。
「ほぼ平郡島産」の野菜やお魚・ひじきなどの食材を使ってのお料理スタートです!お魚はある方のご家族が釣ったものや、野菜はまたある方のお母さん(85歳)が毎日畑に出て育てているものなど、島の自然の恵みがたくさん。
参加者は、島民の方たちの手際のよい調理のお手伝いをしながら島での食材の調達方法をうかがったり、「ひじきをとりに行くのが大好き」という方のひじき採りの様子を身振り手振りを交えて教えていただいたり。食材を育てたり採ったりするところからすべて自分たちでやっている島生活のお話は新鮮で、島民のみなさんの力強さを感じました。

協力して進めるうちに少しずつ緊張もほぐれ、島の生活の様子などのおしゃべりを交えながら和気あいあいとした雰囲気でのお料理タイムになりました。

島でとれた魚・ひじき・野菜が中心の昼食。
メニューはチダイの南蛮漬け、ひじき煮、豚汁、そして「かんころ団子」

食後のお菓子として作った「かんころ団子」とは、平郡島特産のサツマイモを干して挽いた粉を使ったお団子。今では粉を挽く人も少なくなり、島の人でもお祭りなどの特別な時しか食べられなくなった貴重な郷土料理とのことでした。お砂糖を入れていないのに感じる、サツマイモのほんのりした甘さにほっこりしました。

みかん狩りと、絶景五十谷三島(いやみしま)でのサンセット

続いては、こちらも島の特産であるみかん狩りに。
海が見える眺めのよい高台のみかん畑で、風もなく暖かい日差しの中でのみかん狩りになりました。
まずはみかん農家さんに、収穫方法やおいしいみかんの選び方を教わります。

ちょうど、早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)の3種類のみかんの食べ比べができました。「こっちのみかんはみずみずしくて甘い!」「こっちは酸味と甘味がほどよくて味が濃い!」などなど、ほぼ同じ見た目のみかんでも、かなり味が違うのに驚き。それぞれ自分の好みの味のみかんを探しながら、次々と採っていきました。

お土産用のみかんまでたくさん収穫させていただき、大満足のみかん狩りとなりました。

そして、そこから車でほど近い五十谷(いや)海岸へ。

思い思いに散策する人もいれば、海大好きの島民たちの、ひじき採りや海の生き物の話を興味深く聞く人も。

明るいうちに着いたのに、秋の夕暮れはあっという間。散策しているうちに、みるみる夕焼け空になっていきました。
都会でのふだんの生活を忘れる、非日常の静かなひとときでした。

島の人たちとの夕食、そして星空観賞・夜釣り

おなかもすいてきたところで、宿に戻って夕食。島の人たちも集まってくれて、みんなで一緒に乾杯!平郡島の芋でつくった芋焼酎の「大嶽」(おおだけ)など、お酒も入って、昼間よりさらにおしゃべりは盛り上がっていきました。

夕食が終わっても、1泊2日しかない平郡島ツアーでは、まだまだ寝るには早すぎます。
というわけで希望者を募り、星空観賞と夜釣りへ。集落でもすでにかなりの星が見えましたが、少し離れた真っ暗な場所まで連れて行っていただきました。「プラネタリウムのよう...!」「いままでいろんな離島に行ったけれど、こんなに星がみえたのは初めて...!」など感動の声をいただきました。(伝わりづらいため写真は割愛します。ぜひ実物の夜空を見に平郡島へいらしてください!)

そして夜釣り。釣りはほぼ初心者という参加者たちでしたが、地元の釣り名人のサポートのおかげで、20センチ以上のアジが次々と釣れ、大満足で1日目を終了しました。

2日目の様子は後編にて。ぜひご覧ください!


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