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心も身体もあたたまる、地域に受け継がれるどんど焼き

「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」の武田です。
柳井市では、地区ごとに地域の人の手でさまざまな行事が行われています。
冬の季節、お正月の地域行事といえばどんど焼き。
今回は、柳北(りゅうほく)地区で長年開催されているどんど焼きにお邪魔しました。

無病息災を祈るどんど焼き

山間部と市街地の境に広がる柳北地区(人口約1,760人※2024年12月末時点)。1月13日、地区内にある柳北小学校グラウンドで、冬の恒例行事・どんど焼きが行われました。

朝から正月飾りが持ち寄られ、いよいよ12時、やぐらに火入れです。
火入れの大役を担うのは、年男・年女の子どもたち。

今年一年の無病息災を祈ります

この日は日差しもよく届き、最高気温は10℃。
「今日はぬくいね~」「朝はよう冷えたがね~」「年末年始は元気にしちょったかね~?」と、火にあたりながらで地域の人と穏やかなおしゃべりも。

火入れの後は、地域の人による豚汁のふるまいがありました。会場にはなんと約200人もの人が!冬にみんなで食べる豚汁はまた格別のおいしさでした。

大鍋で大量にふるまわれたアツアツ・具沢山の豚汁。おかわりに並ぶ人も

柳北地区のどんど焼きは、これだけでは終わりません。
豚汁でぽかぽか温まったあとに開催されるのは、冬の遊びの定番・おしくらまんじゅう大会!

市内のスポーツ少年団など、子どもから大人まで計18チームがエントリー。
ただ身体をくっつけてぎゅうぎゅう押し合うだけなのに、自然と笑いがこぼれるおしくらまんじゅうの不思議。見ているこちらも応援に熱が入ります。試合(?)後は思わず拍手!

おしくらまんじゅう、押されて泣くな!

どんど焼きに豚汁におしくらまんじゅうに、心も身体もぽかぽか温まった一日でした。
地域で大切に受け継がれる季節の行事。そこには、ふるさとの温かさが詰まっていました。

★柳北地区の夏の行事・盆踊り大会はこちらの記事で紹介しています☟


本記事は2025年1月取材時の情報になります。
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