おためし移住体験記(6)中編~移住の決め手は「ひと」。地域の人にたくさん会ったKさん
「移住定住コンシェルジュ(柳井市)」の武田です。
東京からおためし移住に来てくださったKさんの移住体験記(中編)です。Kさんは、田舎でやりたいことのばくぜんとしたイメージはありつつも、具体的にどう進めればいいかは模索中。
そんなKさんが、柳井市の「オーダーメイドおためし移住」を利用して、地域のいろいろな人に出会い、話を聞きながら、少しづつ夢を具体化していった様子をレポートします。
前編はこちらから☟
農業×地域おこし。地域の方にインタビュー
農業を通じた地域おこし・まちおこしにも興味があるというKさん。
柳井市内の大畠(おおばたけ)地区、日積(ひづみ)地区にご案内しました。
大畠地区の中でも今回訪問した大久保地区は、昔から住民の団結力が強く、そのうえ移住者に対してサポートしたいという思いが強い地域。その地区をまとめている中元さんご夫婦にお話をうかがいました。
長年ライスセンターを営んできた中元さん。「農業はやってみると楽しいですよ。自分の思う通りにやってみられるところがいいところ」という言葉が印象的でした。ご苦労もたくさんされているだろうに、そんな様子を感じさせないおだやかで和やかなひとときを過ごしました。
海から車で5分ほど、美しい自然の風景が続くおだやかな山あいの大久保地区。
斜面の日当たりを活かした花の栽培も盛んで、訪問した11月はパンジー・ビオラなどの冬に向けた花の出荷時期。地域の方も、出荷に向けて忙しくも楽しそうに働いていました。
車で移動中、偶然にもコンシェルジュの知り合いの藤本さんに遭遇。藤本さんは「山口県東部海域にエコツーリズムを推進する会」の会長で、その日は不要な竹林の伐採という街をきれいにする活動をされていました。寄り道してご挨拶。
Kさんいわく、「柳井市はとてもきれい。ごみ一つ落ちておらず、道路脇の草刈りも行き届いているのに驚きました」とのこと。藤本さんのように、街をきれいにすること、景観を守ることを日頃から考えている方が多いからかもしれません。藤本さん以外にも、草刈りをして道や畑をきれいに保っている方を何人も見かけました。
午後からは山あいの日積地区にある古民家カフェ「ItonamiCafe」へ。
農業委員の亀山さん、農業にかかわる会社をされている土網さん、お米農家の森本さんと、ランチを食べながらざっくばらんに地域の様子をうかがいます。多くの地方に共通する「若者・後継者の減少」という課題を抱えながらも、新しいチャレンジが次々と生まれているというお話に、Kさんもワクワクを感じたそう。
お話をうかがった方の紹介記事はこちら☟
こうして、農業に関わる地域の方のお話をじっくり聞いたKさん。
後編では、オーダーメイドおためし移住ツアーとは別に、地域を知るためにKさんが自ら積極的に活動された様子をレポートします。
お楽しみに!
本記事は2024年11月時点の情報になります。移住のご相談などは、下記窓口までお気軽にお問い合わせください。